2014年10月07日

第9回 【財務諸表】売上原価と棚卸資産の関係〔動画アリ〕


前回、損益計算書(P/L)の見方
ついて簡単に説明しましたが、今回は
売上高のすぐ下にくる「売上原価」に
スポットライトを当てたいと思います。

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まずは以下の動画をごらんください。





動画内で示したとおり「売上原価」は
“実際に売れた分”を指す言葉です。

たまに、この売上原価のことを
“新たに仕入れた分”ととり違えて
いる方がみえます(ご注意ください)。

棚卸を通じて“期末に売れ残った分”が
貸借対照表(B/S)の資産に載ります。
一般に「棚卸資産」と呼ばれるものです。

棚卸資産は、具体的な勘定科目名としては
「商品」「製品」等がそれに当たります。

動画でもご確認頂いたとおり、売上原価と
棚卸資産は“背中合わせの項目”です。

売上原価が増える→棚卸資産が減る
棚卸資産が増える→売上原価が減る

「在庫を水増しして粉飾決算をした」という
表現は、棚卸資産を(ありもしないのに)
大きな数字にして、売上原価の数字を
小さくする..つまり、P/L費用を圧縮して
利益を大きく見せる行為を意味します。

まったく逆のことをして、意図的に
赤字にすることによって“節税”を
試みる会社もあるかもしれません..

決算期末の棚卸しは、万引き等で商品が
盗まれていないか確認するためではなく
経営成績(P/L)を正しく測定する
上でも重要な仕事なのです。

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ちなみに今回動画で採りあげたのは
小売業や卸売業のケースです。

製造業や建設業は、もう少し複雑です。
また機会があれば紹介したいと思います。


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posted by カトケン at 09:37| Comment(0) | 財務諸表