2014年10月17日

第14回 【財務諸表】銀行融資と貸倒引当金の関係


今回は、決算書を通じて銀行が
会社をどのように見ているかに
ついて簡単にふれたいと思います。

>>>

前回紹介した貸倒引当金(繰入)
内容を思い出しながら、以下の
動画をごらんください。





銀行は決算書に点数をつける等して
会社をランクわけし、その対応の
仕方を検討・決定しています。

このランクわけは“債務者区分”と
呼ばれるもので「正常先」から
「破綻先」までの6種類程度に
区分けされているようです。

気をつけて頂きたいことは、
このランクわけに応じて、
銀行がお金を融資する際に
設定する貸倒引当金の“%”も
明確に決められている点です。

前回紹介したとおり、貸倒引当金の
設定額は、そのまま会社(銀行)の
費用となり経営成績を悪化させます。

銀行にも当然株主はいますから、
赤字商売覚悟の上でお金を
貸すようなことはできません。

また、金融庁の検査が銀行に入った際
貸倒引当金が適正に設定されていないと
修正(費用の積増し)を求められます。

つまり、経営者の方が、どれだけ
すばらしい技術やビジネスアイディアが
あることを銀行の軒先で熱く語った
としても、決算内容が悪くて債務者区分の
ランクが低ければ、銀行サイドとして
お金を貸すのは難しいということです。

銀行が融資申し込みしてきた会社の
決算書を見る時、考えていることは
ただひとつ..「この会社は、貸した
お金をちゃんと返せる先か!?」です。

>>>

盲目的に節税(利益の圧縮)ばかり
していると「経営成績の悪い会社」、
つまり「お金を借りられない会社」に
なってしまうので、ご注意を。


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posted by カトケン at 10:10| Comment(0) | 財務諸表