2014年11月15日

第24回 【財務諸表】課税所得と益金・損金〔動画アリ〕


法人税等の納付額は損益計算書(P/L)
の「税引前利益×税率」ではなく、
「課税所得×税率」によって求めます。

今回は、この課税所得をどのように
求めるかについて概略を説明します。

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前回のブログにて、P/Lのプラス項目、
マイナス項目、差額については、
以下のとおり用語を整理しました。

【会計(P/L)上の集計数字】
 プラス項目:『収益』
 マイナス項目:『費用』
 差額:『利益』or『損失』

税金計算する際の所得(課税対象額)は
上記『収益』『費用』の金額を調整する
ことによって求めた『益金』『損金』の
差額によって算出します。

【税務上の集計数字】
 プラス項目:『益金』
 マイナス項目:『損金』
 差額:『所得』

そして、この金額調整(計算)については
税務申告書の別表4にて行われています。

..ここまで読んで頂いて「?」となって
いる方も多かろうと存じます。

以下の動画をごらんになって、
イメージをつくってください。





改めて、計算の流れを以下に記します。

→P/Lで「収益−費用=利益」を計算。
→上記で求めた数字をベースにして
「益金−損金=所得」を計算する。

上記計算プロセスを確認できる
資料が税務申告書の別表4です。

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今回の内容で押えて頂きたいことは
『費用』として落としたものが何でも
『損金』に成るとは限らない点です。

【要注意事項】
 会計『費用』≠税務『損金』

儲かっている会社の場合、決算期末に
アレコレ経費を使って節税しようと
しますが、税法上『損金』として認めて
もらえないものは、税額計算する上で
結局無視されてしまうのです。

『費用』になっても『損金』には
ならない..このような状態を指して
「(損金として)否認された」とか
「損金不算入」と表現します。

経営者・管理職の方々は「節税しよう」と
考えた時、対象となる『費用』項目が
本当に『損金』と成り得るか、税理士に
事前確認する事をおすすめします。

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今回は、かなり難しい内容のお話です。
(100%理解できなくても構いません)

動画である程度イメージをつかんで
頂いた上で、別表4の見方を税理士の
先生に教わると良いでしょう。


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posted by カトケン at 12:39| Comment(0) | 財務諸表
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