2014年11月29日

第26回 【財務諸表】財務会計と管理会計の意味・違い〔動画アリ〕


今回は「財務会計」と「管理会計」の
言葉の意味・違いについて紹介します。

>>>

まずは以下の動画をごらんください。





財務会計は社外の人間(銀行員etc.)が
企業間の業績比較をするために
用いる集計数字のことです。

いわゆる決算書で集計した数字が
これに当たり、どこの会社でも
会計士を使ってやっていることです。

..少しいじわるな表現をすれば
財務会計は“どんぶり勘定”の
大ざっぱな集計数字とも言えます。

これに対し、管理会計は経営者を
はじめとする社内の人間が、経営
判断を行う上で必要な数字を独自に
集計していくことを指した言葉です。

【財務会計】
 社外向けの集計数字
 会計ルールにもとづき集計
 企業間の業績比較が目的

【管理会計】
 社内用の集計数字
 知りたい情報を独自に集計
 経営判断に活用するのが目的

管理会計導入時の重要なポイントは
「売上高だけを区分して集計しても
意味が無い」ということです。

動画内にて、商品A・B・Cに区分した
数字を示しましたが、売上高のみに
注目すれば、商品Aがこの会社の
“強み”に映るかもしれません。

【売上高の大きさ】
 商品A:400
 商品B:300
 商品C:200

しかし、粗利益まで見ていくと
会社に利益をもたらしているのは
商品Cであることが分かります。

【粗利益の大きさ】
 商品A:▲50
 商品B:0
 商品C:100

よってこの会社は、商品Cの
拡販に注力するのが経営戦略の
基本路線となるはずなのです。

..と、ここまで読んで頂いた方から
「あたり前じゃないか」と言われて
しまいそうですが、多くの中小企業では
売上の大きさだけを見て、「商品Aこそ
当社の強み」と誤判断しているのです。

ですから、売上高のみを区分する
のではなく、必ず利益まで数字を
細分化するようにして下さい。

>>>

管理会計の導入は、経理スタッフや顧問の
会計士にとっては“面倒な仕事”です。

彼らに任せるのではなく、経営者や
管理職の方々が、自ら“知りたい情報”を
明らかにした上で、集計する数字の
区分を指示するようにしてください。

ハズレの少ない経営戦略をつくる上で
管理会計の導入は必須の取組みです。


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posted by カトケン at 23:39| Comment(0) | 財務諸表
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